2001富士登山記(吉田口)

六合目〜七合目"東洋館"

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時間

 

15:00 少し長めに休憩を取った後、六合目を出発。
吉田口の登りは、ここからが本当の登りに入り傾斜がきつくなる。
麓から登ってきて疲れた身体に、傾斜のきつくなった登りはこたえる。
六合目を出発してからしばらくは辛くて苦しかったけど、
歩を進めているうちにペースができて楽になってきた。
「よしっ!これならいける!」
  七合目最初の山室"花小屋"真下。
河口湖口に合流後は登山者がぐんと増える。
各山室真下では登山者がいっぱいで渋滞している。
そしてこのあたりから八合目の"太子館"まで岩場が続き、
吉田口ではとても辛く苦しい区間になっている。
15:53 七合目"花小屋"到着。ここで標高2,700m。
登山者が多いため六合目から1時間近くかかってしまった。
ここはではすでにペットボトル(500ml)の水は¥500で売られていた。
夕食を聞いてみるとカレーライスとのこと。
  次の山室"日の出館"
ここでは
ペットボトル(500ml)が¥400でした。
ここで1本買い足すことにする。この先のどの山室でも¥500でした。
買うなら"日の出館"で買った方が¥100お得です。
ここも夕食はカレーライスでした。
  七合目"トモエ館"。ここは富士山では珍しい個室がある山室だ。
本八合目にある"トモエ館"と同系列の山室。
それにしても七合目の下の方の山室はすいている。
八合目以上の山室だと混雑していて雑魚寝状態になるが、
七合目なら大の字になって寝られるだろう。
  まだまだきつい岩場の登りが続く。
このあたりは山室が続いて建っているため、
きつい岩場だが 目標があるので結構楽に登れるような気する。
  "鎌岩館"下の富士山救護所。
高山病や体調不良時にはお世話になれる。
富士宮口には診療所があるが、
夏の登山期間中、世話になる登山者が後を絶たないという。
診療所の先生はほんとにご苦労なことです。
  七合目3番目の山室"鎌岩館"。
ここも夕食はカレーライスとのこと。
  七合目4番目の"富士一館"。どこまで七合目が続くのか?
ここも夕食はカレーライス。
富士山の山室の夕食はカレーライスが圧倒的に多い。
ここもすいていました。
  赤い鳥居がシンボルの七合目"鳥居荘"。
このあたりになると団体の宿泊客が目についてくる。
ここは団体で結構混雑していた。
吉田口では六合目以上の山室なら御来光が見られるので、
七合目以下の山室宿泊が すいていてお勧め。
高山病対策からいっても標高の低い所に泊まった方がいい。
16:56 七合目最後の山室"東洋館"。今日はここに泊まる予定にしていた。
これ以上上に行っても山室は混雑しているし、この当たりがちょうどいい。
ここで標高2,950m。麓からここまでおよそ10時間もかかっている。(+_+)
ここは団体客と通常の宿泊客の寝床を分けているそうで、
それが結構ありがたい。(団体はうるさいので)
ここでは一人布団一枚で寝ることができた。
(八合目以上なら二人で一枚の布団で寝るのは普通)
夕食は富士山山室ではめずらしくハンバーグ定食だった。

吉田口は六合目以上の山室ならどこからでも ご来光を見ることができ、
山頂で見るご来光とほとんど変わりがない。(気分が違う位)
八合目以上の山室は標高も3,000mを越し、
高度が上がるのでそれだけ高山病に かかりやすくなる。
何より大 混雑していてゆっくり身体を休めることはまずできない。
二日目の行程は少し長くなるが、七合目の山室に泊まった方がいい。

0:00頃になると山頂でご来光を見るため多くの人が出発してしまい、
その後寝床はがらんどう。
朝4時までゆっくりと大の字になって寝ることができた。
山頂で見るご来光もいいとは思うが、私が勧めるのは、
朝山室前でご来光を見た後に出発し、登頂するパターンです。
山頂でご来光を待っている間は寒くてとても辛い。
ご来光渋滞も避けられるし、山頂ももうすいているので、
ゆっくり剣ヶ峰や火口の記念撮影もできる。

 

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