登下山時の注意・マナーなど

多くの方が五合目までは車等で行かれることと思います。
五合目で車を降りたら、登山の準備をかねて最低1時間はそこで過ごし、身体を慣らしましょう。
それからマイペースでゆっくりと登って行きましょう。
ゆっくり長く歩き休憩時間は短く、水は適時補給しましょう。ただしがぶ飲みはバテます。
はやくと急ぐ気持ちも分かりますが、それだけ高山病にかかる可能性が高くなります。
疲れたら一休み。そして下界のすばらしい景色を見てみましょう。
(曇ってたらごめんなさい)夜間登山もダメか…
気分が晴れてまた登る気力が出てくるでしょう。
携帯酸素は必ず持参し、少しでも頭が痛くなったら酸素を吸いましょう。
そしてとてもすばらしい富士の山頂目指してがんばろう。
しかし高山病にかかってしまいどうしようもなくなったら、残念ながら下山するしかありません。
高山病は下山しないとまず直りません。

登山道が混雑していて進むのが遅くても、登山道以外を登るのは絶対やめてください。
落石を引き起こす危険があり、自身も滑落の危険があるからです。
上り下り兼用の登下山道では
登りが優先です。
また道幅の狭い登山道では
追い越し禁止です。
それと
ゴミは必ず持ち帰って下さい。近年ゴミの問題が深刻化しています。
美しい富士山を後世まで残しましょう。

2001年より富士山山頂には水洗式のバイオトイレが設置されました。
電気と水の問題があり、水が不足しボランティアの方々の暖かい行為に頼っています。
異物などは決して流さず、マナーを守って使ってもらいたいものです。
決してチップ箱から拝借、等の行為はやめて下さい。