携行品

登山時の必需品などについて解説したいと思います。

”必需品”

 飲料水   富士山に水はありません。山室で売っていますが値段が下界の3〜4倍します。

 携帯酸素  高山病対策として持っていきましょう。
       頭が少しでも痛くなったら吸いましょう。けっこう改善されます。

 防寒着   富士山は知っての通り日本一高い山です。
       夏でも夜間は気温が0℃位まで下がります。防寒対策は万全に。

 レインスーツ   突然の夕立があったり、また霧が出たりする事も多いのです。
       富士山では山室以外雨をよけられる所はありません。
       上下別になっているものを選びましょう。雨は下からも吹き込んできます。
       またレインスーツは防寒着としても大いに役立つのです。
       レインスーツは蒸れるため、できればゴアテックス製を準備したいが、値段が高い。

 手袋(軍手)登山道の途中には岩場もあり、足場が悪く転んだときなど怪我をしないよう。
       また防寒対策にも役立ちます。

 帽 子   昼間は直射日光を避けるため、夜間は防寒対策に。

 タオル   昼間は汗拭きように、夜間はマフラーがわりにもなります。

 懐中電灯  山室に宿泊したとき夜中は寝床の電灯が消えています。
       トイレに行くときは真っ暗なため必要となります。
       また夜間登山時にも必要です。できれば頭に付けるタイプのヘッドランプがいいです。
       両手をあけておきたい。

 ゴミ袋   これも絶対持っていってください。くれぐれもゴミを捨てないように。
       ゴミは持ち帰りましょう。近年富士山はゴミで汚されています。

 心抜き
 トイレットペーパー 
芯を抜いてあるとけっこうコンパクトになります。
           

”その他あると便利”

 登山靴   スニーカーでも登れない事はないのですが、できればしっかりとした登山靴を用意したい。
       くるぶし程度まであるものがいい。砂礫の道が多く、靴の中に小石などはいると
       歩きずらいし痛い。

 登山用ズボン 登山時に履くズボンは足に負担をかけない余裕のある物がいい。
        ジーンズなどは足に負担がかかるので避けたい。

 スパッツ  登山のスパッツは街で履くようなスパッツではなく、砂、砂礫や雪が
       靴の中に入るのを防ぐための物で、砂走りの下山道などでは必需品です。
       又、登山時でも防寒対策になります。

 あめ玉やガム 気分直しに。

 食 料   必要最小限の食料は持っていった方がいいと思います。
       ゼリー飲料などお勧めです。途中の山室でも食事はとれますが高いです。

 日焼け止め 晴れていると昼間結構日差しがきつい。登山前に塗っておくといい。

 金剛杖   五合目などで売っている。登山中はじゃまになることもあるが、
       下山時は転倒防止に役立つし、急な坂道でブレーキをかけてくれます。
       初登山の人は途中で焼き印を押してもらうといい思い出になります。
       焼き印¥200円はちょっと高い気もしますが。

 携帯カイロ 防寒対策に。